これからSNSで物を売る企業が知ってほしいこと

2021-12-17
目次

こんにちは!チャットブックです。


2020年にコロナウイルスが流行し、デジタルシフトは加速しました。

対面での接触が難しくなり、販売においてもデジタル化が求められ、それに応じてShopifyやBASE等のツールを用いたWebショップ数が増加しました。

参照:経済水産省 - 令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査


対面とは異なり簡単に複数のショップへ訪問、比較検討が容易になってしまったため、Webショップでは「ブランドの思い」を伝えることが販売数の増加に大きく関係します。


そこで欠かせないのがInstagramです。

何故SNS、その中でもInstagramが運用すべき理由、Instagramで販売数を増加させるためにすべきこと、の3つについてご紹介します!



販売促進にSNSを使うべき理由
理由1:アカウント開設から運用まで全て無料だから

Webでの販売を加速させる手法は複数存在します。

広告やMAツールの導入、インフルエンサーを起用等。。。

これらに共通することは多額の費用がかかることです。

SNSはアカウント開設から日々の運用に関わる機能まで、全て無料で利用できます。

無料なのでまずはアカウント開設してみましょう!


理由2:全ての年代層に幅広くアプローチ出来る手法だから

SNSはインフラと言っても過言ではないほど、私たちの生活に根付いています。

そんなSNSの定着も上昇傾向にあり、2019年と2020年のSNS利用者数の比較では全ての年代で2020年の利用者数の方が増加しており、40代以上にも影響力の高いSNSになっています。

特に13~39歳までの年齢層全てにおいて8割以上の利用者数を誇り、スマホを持つ世代をターゲットとする商材には特に莫大なインパクトを期待出来るでしょう。

参照:総務省 - 第2部 基本データと政策動向

理由3:ユーザーとの良好な関係を築けるから

ブランドとの継続的に接点を持つことがユーザーにとっての購入するきっかけになります。

コメントへの返信、SNSでのDMを介したやり取り、アンケート機能等、ユーザーとのコミュニケーションを取る機能がSNSには多数存在します。

また、これらの行動をユーザーに起こしてもらうことで、SNS上での評価が上がり彼らのフィード内に投稿が表示されやすくなり、彼らにブランドを記憶させるメリットもあります。


どうでしょうか?すぐに運用も強化したくなってきませんか?

そんなSNSの中でも、企業がまず運用すべきなのはずばり、Instagramです!



企業がInstagramを運用すべき3つの理由

今やInstagramは友人間での写真共有だけでなく、ブランドを認知して意思決定する場にもなっているのです!

Instagram公式のリサーチデータから、複数あるSNSの中でもInstagramを運用すべき3つの理由をご紹介します。


理由1:Instagram検索大国の日本
(※1)

日本ユーザーはInstagramで検索を盛んに行います。

他国と平均するとその差は約3倍。

世界でも有数の「ハッシュタグ検索大国」なのです。

また別の調査では、ファッションやレジャースポット、グルメ情報の検索に、Instagramが積極的に使われていることが判明しています。

ファッションに関してはGoogle検索を上回っており、Instagramは検索プラットフォームであるとも言えるでしょう。

(参照:ファッションの情報源として、「インスタ」が「Google」を抜く


理由2:83%が製品やサービスの投稿をIGで見て行動を起こした
(※1)

83%のユーザーがInstagram上の投稿をきっかけに商品の詳細を見たり、ブランドのWebサイトへ訪問する等の行動を行ったと回答しています。


理由3:IGではビジネスが受け入れられている
(※1)

Instagramでビジネスアカウントをフォローしている人の割合は90%、約3人に2人がInstagramでブランドとの有意義な関係性を構築出来ると回答しており、SNSの中でも非常にビジネスとの親和性が高いことが伺えます。



なぜInstagramはビジネスとの親和性が高いのか

数あるSNSの中でもなぜInstagramはここまでビジネスに好意的なユーザーが多く、ビジネスとの親和性が高いのでしょうか?

それは他のSNSには無い特徴があるからです!


特徴1:多面的にブランドストーリーを伝えられる

Instagramは画像や動画に重点を置いたSNSです。

画像や動画の表示面が大きく、ユーザーも画像や動画で情報を得ることに慣れています。

テキストよりも情報量の多いクリエイティブを通じてブランドの世界観を訴求しやすい環境にあるのです。

また、Instagramにはストーリーズやライブ、IGTV、ショップ機能等の様々な手法を通じてユーザーとの接点を築くことが出来ます。

ストーリーズで最新商品を認知、ライブやIGTVで実際の使用感を確認、ショップ機能で商品詳細の確認・決済ページへ誘導と、購入に至るまでの商品理解をInstagramで一気通貫して行えます。


特徴2:コミュニティを通じた共感を作れる

Instagramは相互的なコミュニケーションが取れるSNSです。

DMでのアンケートや質問箱機能、ライブでのコメント、リポスト等を通じてリレーションの構築を図れます。

ライブでのコメントを拾ってもらえたり、投稿したストーリーズをブランドアカウントからリポストしてもらえるのは嬉しいものです。

これらを通じて関係性を持つことで、ブランドへのロイヤリティを向上させることが出来ます。


特徴3:偶発的な発見を生み出せる

毎日の投稿、ユーザーとのコミュニケーションを継続して行うことでブランドの投稿がストーリーズではより左側に、フィード内投稿ではより上部に表示されやすくなります。

その結果、日々、Instagramを見ている中で自然にブランドのキャンペーンや最新商品に関する投稿を目にし「この商品が欲しい!」と、偶発的な発見を生み出すことが出来ます。

ショップ機能を活用して投稿に商品をタグ付けすることで、投稿から商品詳細へ誘導し購入までシームレスに行える導線を作ることが出来ます。

この体験を「発見型コマース」と呼び、Instagramが提唱する新しい購入体験です。

リンク : Instagramが推す「発見型コマース」とは?



Instagramおすすめ機能

では実際にどのようにInstagramを運用していけば良いのでしょうか?


Instagram利用者の約85%がフィード投稿以外の機能を利用しています。(※1)

つまり「Instagram利用者は様々な機能を利用することに慣れている」ため、ブランドもユーザーとの接点を増やすためにフィード内投稿以外の機能を活用することが重要になります。

そこで、活用すべきInstagramおすすめ機能を3つご紹介いたします!


1.商品タグ(ショップ機能)

Instagramショッピング機能を有効にすることで、フィードやストーリーズ、リールなどの投稿に商品詳細ページへ誘導できるタグ付けを行うことができます。

タグをクリックするとInstagram内でユーザーはその商品の詳細を確認でき、その画面から外部ECサイトへ繋がるリンクをクリックすれば購入まで出来ます。

日本では他国と平均して3倍、商品タグを通じて商品詳細が閲覧されています。(※1)


2.Instagramライブ

ビジネスとの親和性が高いInstagramでライブ配信を行うことで、リアルタイムでロイヤリティの高い、ブランドに関心のある視聴者から意見や質問を通じて密な関係性を構築できる機能です。

ライブ配信時はInstagramストーリーズ欄の一番左側に表示されフォロワーからの注目を集めやすく、配信後もブランドの関心度を高めるコンテンツとしてプロフィール上に掲載が可能です。

ライブで紹介した商品の予約数が、歴代最高予約数と比較して2倍以上増加した事例も公式で発表(※1)されており、外せない機能の一つです。



3.Instagramチャットボット

2021年6月に解禁された最新機能です。

ストーリーズやライブ、プロフィールからDM上で動作するチャットボットへ誘導します。


ストーリーズやライブ、ショップ機能とDMを連動させることで施策の幅がぐっと広がります。


・ストーリーズ×チャットボット

ストーリーズから特定のキーワードを入力してもらいチャットボットとの会話が開始。応募キャンペーンや顧客対応の自動化。診断コンテンツでおすすめ商品の提案等、一歩進んだユーザーとのコミュニケーションが可能になります。

顧客対応の自動化で、20日間で9時間半の業務効率化に成功した事例もあります!

参考:フォロワー数13万人を誇るInstagramアカウント、KARA子に導入!DMの自動化で業務効率化を実現


・ライブ×チャットボット

ライブ中に紹介した商品のWebリンクを送付することで利用イメージをより強固に、またライブ後にアンケート実施で配信の改善など、ライブコマースを加速させる運用が可能になります。

日本最大級のコスメアプリ「NOIN」も活用されており、外せない使い方の一つです!

参考:CraftChat、日本最大級のコスメショッピングアプリ「NOIN」で導入。Instagram×DMで新しい購入チャネルを構築。


・ショップ機能×チャットボット

Instagramショップ等とチャットボットを連動させ、よりスムーズな購入導線を築けます。

弊社が提供するInstagramチャットボットサービスでは、Shopifyと連動しDMから決済ページへ誘導できます。

【Shopify連携で出来ること】

  • 商品を自動でメッセージ内に取り込み、DM内のメッセージで表示
  • 自動で取り込むので商品情報の更新もなし
  • 自動で決済ページへ誘導するURLを生成
  • キャンペーン時はクーポン適用後のURLの発行も可能
  • InstagramDM経由での商品購入数の取得が可能

Instagramチャットボットの機能詳細等は下記リンクはダウンロードいただけます!

Instagramチャットボットの最新資料ダウンロードはコチラ



以上、いかがだったでしょうか?

現時点でもファッションにおける検索活動がGoogleよりもされているかつ、ビジネスに好意的な印象を持つユーザーの多いInstagram。

SNSだけでなく、Webマーケティング施策を考える際にまずはInstagram運用をからはじめてみてはいかがでしょうか?


※1 参照:House of Instagram


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